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マイナンバーカードでオンライン資格確認、開業医「デメリットの方が大」

レポート 2020年2月16日 (日)  長倉克枝(m3.com編集部)

厚生労働省はマイナンバーカードを健康保険証の代わりに本人確認に利用する、オンライン資格確認の普及を進めており、マイナンバーカードの健康保険証としての本格運用が始まる2021年3月末時点で、医療機関の6割でオンライン資格確認を導入することを目標としている(『マイナンバーカード利用のオンライン資格確認、2021年3月末医療機関6割導入へ』参照)。 オンライン資格確認では、マイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号などにより、患者の本人確認を行う。運用には医療機関には顔認証付きカードリーダーと資格確認端末を設置する必要があり、厚労省は普及に向けたシステム整備に医療情報化支援基金(2019年度予算:300億円、2020年度予算案:768億円)を活用する。 マイナンバーカードを健康保険証として利用しオンラインで資格確認をできる仕組みの導入についてどう思うかをm3.com医師会員に聞いたところ、開業医では「メリットの方が大」(22.2%)が「デメリットの方が大」(29.7%)を下回ったのに対し、勤務医では逆に「メリットの方が大」(30.5%)が「デメリットの方が大」(19.3%)を大...