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サブスペシャルティ領域のWG、厚労省で進行中

レポート 2020年2月14日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

厚生労働省の「サブスペシャルティ領域の在り方に関するワーキンググループ(WG)」で、サブスペシャルティ領域の専門医に関する検討が進んでいる。 2月5日に非公開で初会合が開催された。2019年度内に少なくとも2回、会議を開催し、厚労省の医道審議会医師専門研修部会に一定の報告を行う予定。その後、議論をどのように継続するか否かなどは、現時点では未定だ。 座長には、日本医学会会長の門田守人氏が就任。WGは、門田氏を含め、約10人の委員で構成、半数が医師専門研修部会、残る半分が学識経験者だ。日本医師会からも委員を出している。 サブスペシャルティ領域については、計23領域(内科15、外科6、放射線2の各領域)に関して、2019年度から日本専門医機構認定の基本領域との連動研修の実施が想定されていた。しかし、医師専門研修部会では、基本領域の「二階建て」部分に当たるサブスペシャルティ領域として、23領域が妥当であるかなど、疑問が呈せられていた。特に対象疾患が重なっている領域など、国民にとっての分かりにくさから、見直すべきとの意見が挙がっていた(『23のサブスペ連動研修、「4月開始」は見送り』を参照)。 ...