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WHO専門家会議「見えてきた日本への期待と課題」 - 末松誠・AMED理事長に聞く

レポート 2020年2月17日 (月)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

WHO(世界保健機関)とGloPID-R(感染症のアウトブレイクに対する国際連携ネットワーク)は2月11、12日(現地時間)の2日間にわたり会議を開き、スイス・ジュネーブで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究開発の方向性について話し合った。 会議のタイトルは、「Global research and innovation forum:towards a research roadmap」。同会議に出席した、AMED(日本医療研究開発機構)理事長の末松誠氏に、会議の内容のほか、研究開発の視点から日本が抱える課題などをお聞きした(2020年2月15日にインタビュー)。 ――どんな立場の方が、集まったのですか。 初日はトータルで約300人、2日目は少し減りましたが、非常に多様な方が参加しました。テドロス事務局長をはじめとするWHOのスタッフ、各国の関係者、GloPID-Rの関係者などです。民間企業の方もいました。米国からはCDC(米疾病対策センター)やNIH (米国立衛生研究所)、カナダはCIHR(Canadian Institutes of Health Resear...