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[中国吉林省のある医師の日記]発熱外来でCOVID-19疑い患者を診た

オピニオン 2020年2月22日 (土)  医脈通レポート

※m3.com編集部から エムスリーのグループ会社が中国で運営する医療者向け情報サイト「医脈通」に掲載された医師の日記を転載します。日記は2月12日付の掲載です。(翻訳:夏丹華) 医脈通編集者からの話:これは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と闘う、普通の病院で働く普通の医師の普通の仕事日記です。特別、エキサイティングなことはありませんが、最前線で闘う人たちの様子を知ることができます。一生懸命働いている医療関係者たちの健康を祈ります。 筆者:吉林市化学病院・腫瘍内科発熱外来:王東旭 発熱外来に新型コロナウイルス感染の疑いがある患者さんが来ました 2020年1月31日、私は発熱外来での2班目の当番で、昼間を担当しています。発熱外来はずっと建設中で、病床数も増やしています。同日午前8時、まず、職場の環境を見回って、仕事の流れを確認しました。私は腫瘍内科で16年間働いていますが、今回の新型肺炎に対しては専門が異なるので、慎重に取り組まなければなりません。病気を防ぐために、お湯を2杯飲みました。 同日午前10時、新型コロナウイルス感染の疑いがある患者さんが来院するという連絡が入りま...