68.0％が働き方改革に「つながらない」、2020年度診療報酬改定

中医協総会が2月7日に加藤勝信厚労相に答申した2020年度の診療報酬改定では、病院勤務医の負担軽減策として「地域医療体制確保加算」（入院初日に520点）が新設されるなど、働き方改革推進関連の点数に手厚い改定となった（『2020年度診療報酬改定、加藤厚労相に答申』を参照）。一方で、初・再診料は据え置きなど、診療所にとっては目玉に欠ける内容となっている。2020年度改定について質問したところ、m3.com会員全体の計43.0％が「評価しない」と答え、「評価する」の31.1％を上回った。 Q2020年度の診療報酬改定をどのように考えますか。 2020年度改定について、m3.com全体の計31.1%が「とても評価できる」（4.0％）もしくは「ある程度評価できる」（27.1％）と回答。一方で、43.0％が「全く評価できない」（12.2％）もしくは「あまり評価できない」（30.8％）と答え、「評価できない」が「評価できる」を約10ポイント上回った。勤務医で「評価できる」と回答したのは計29.0％で、開業医の計18.9％よりも高かった。 Q今回の診療報酬改定は、働き方改革につながると思いますか。 2...