新型コロナでデマ「見聞きした」、医師の4割

血液クレンジング、EM菌、水素水などのニセ医学・ニセ科学のほか、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）関連でもデマ情報がネットで飛び交っている。COVID-19に関連して、WHO（世界保健機関）はパンデミックならぬ、デマや誤った情報が拡散する「インフォデミック」に対して注意喚起をしている。 ニセ医学やデマについてm3.com医師会員に聞いたところ、開業医の55.7％、勤務医の56.6％が過去1年に患者からニセ医学やデマの相談を受けたり話を聞いたりしたことがあると回答した。また、COVID-19についてのデマを見かけたり対応したりすることがある医師も約4割に上った。 Q1 過去1年、患者さんからニセ医学やデマの相談を受けたり話を聞いたりしたことがありますか。 開業医の55.7％、勤務医の56.6％が過去1年に患者からニセ医学やデマの相談を受けたり話を聞いたりしたことがあると回答した。 Q2 明らかにニセ医学やデマの情報を見かけた時に、何らかの対応を取ったことがありますか。 明らかにニセ医学やデマの情報を見かけた時に、何らかの対応をした（「誤りを正して正しい情報を発信した」と「上記以...