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【中国医師向け情報サイトから】武昌医院の劉智明院長が新型肺炎で死亡

オピニオン 2020年2月29日 (土)  医脈通レポート

※m3.com編集部から エムスリーのグループ会社が中国で運営する医療者向け情報サイト「医脈通」に掲載された記事を転載します。記事は2月18日付の掲載です。(文:医脈通編集部/翻訳:児玉貴光/監訳:花競適) 2月18日午後1時2分、武漢市衛生健康委員会公式サイトは、湖北省武漢市武昌医院の党副書記で院長である劉智明氏が、新型コロナウイルスのアウトブレイクで感染し、最善の治療が行われたにもかかわらず、同日午前10時54分に逝去したことを公表した。享年51。 発表によると、アウトブレイク発生後に劉智明院長は、危険を顧みることなく武昌医院の全スタッフを率いて感染症と闘い、武漢市における新型コロナウイルス感染症の予防と治療に多大なる貢献をしたという。 最初に亡くなった病院長 2月17日午後10時、 湖北省衛生健康委員会広報センター党副書記、全科健康アカウントの責任者は「微博(Weibo)」に、劉智明院長に哀切の意を表した。それがネットユーザーの目に留まり、多くのメディアが追従して報道した。 2月18日の早朝、劉智明氏の妻は新聞の取材に対し、「夫は救命処置を受けていますが重症であり、現在ECMOに...