医師の4割強、臨時休校「やむを得ない」

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）が拡大する中、政府は全国の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に3月2日から春休みまで臨時休校とすることを要請した。一部の自治体では要請を受け入れなかったり、時期をずらしたりした事例もあるが、大半で同日から休校が始まった。休校への受け止めを聞いたところ開業医の42.9％、勤務医の47.0％が「やむを得ない」と回答。子を持つ職員への対応などで職場に影響が出ているかについては、開業医の69.5％、勤務医の53.6％が「影響なし、または軽微」と答えた。 Q1:小中高の臨時休校をどう受け止めますか。 いずれの職種も「やむを得ない」が最多。明確な「賛成」や「反対」を大きく上回った。 Q2:子育て世代の職員が出勤できなくなるなど、勤務先で影響が出ていますか 勤務先での影響は開業医と勤務医で差が出た。「既に休診または休診予定」は開業医、勤務医ともわずかだが、「既に診療体制縮小、または縮小予定」は開業医が12.0％、勤務医が24.0％。逆に「影響なし、または軽微」の割合は開業医の方が高く69.5％、勤務医が53.6％。回答者の年齢が開業医は平均57.3歳（...