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内科学会講演会、LIVE配信主体に変更 - 竹内勤会長(慶應大教授)に聞く

レポート 2020年3月8日 (日)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が懸念され、3、4月は中止・延期の学会も多い中、日本内科学会は、第117回総会・講演会を、4月10日から12日までの3日間という日程は予定通りで、『会場からのLIVE配信』を主体とした方式に切り替え、開催する。 会長を務める竹内勤氏(慶應義塾大学医学部内科学教授)に、開催方式を変更しつつも、日程は予定通りに開催する背景や『会場からのLIVE配信』の概要、講演会にかける思いをお聞きした(2020年3月6日にインタビュー)。 ――内科学会の場合、総会・講演会には毎年、何人くらいが参加されるのですか。 開催場所にもよりますが、約2万5000人から4万人近い時もあり、東京開催の方が人が集まりやすい傾向にあります。3年前の東京での開催では、約3万5000人でした。 慶應義塾大学医学部内科学教授の竹内勤氏。 ――それだけの規模の会なので、延期等をした場合の影響は大きいと思いますが、COVID-19の影響はいつ頃から念頭にあったのですか。 最初に情報が入った頃から、常に気にしていました。開催した方がいいかどうかは、事務局と相談しながら考えてきまし...