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中韓からの入国制限初日、対象142人、自宅などで待機

レポート 2020年3月10日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

政府は3月9日から中国・韓国からの入国制限を開始したが、初日は成田、関西空港を合わせ計21便が来航、搭乗していたのは乗員242人、乗客300人だった。乗客300人のうち、待機要請の対象となったのは142人で、うち待機先は自宅が114人で最も多く、ホテル15人、友人・親族宅5人など。他の158人は、トランジットの客などで待機要請の対象外。 中国・韓国からの入国は成田、関西空港に限り、到着後2週間の待機を要請、公共交通機関の利用自粛も求める。厚労省によると、待機要請に応じなかった人はいなかったという。待機要請の詳細は、以下の通り。 中国・韓国便の検疫の状況(2020年3月9日) ・来航した航空機:計21便〔中国便16便(成田12便、関空4便)、韓国便5便(成田3便、関空2便)〕 ・乗員・乗客数:計542人(乗員242人、乗客300人) ・国籍:乗客300人〔日本99人、中国25人、韓国15人、ネパール27人、米国22人、その他28人、国籍不明84人(トランジット客など)〕 ・待機要請:乗客142人〔自宅114人、友人・親族宅5人、ホテル15人、空港内2人(入国後、速やかに出国予定)、その他...