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全国に13カ所のクラスター、2医療機関も

レポート 2020年3月18日 (水)  小川洋輔(m3.com編集部)

厚生労働省は3月17日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団感染が確認された場所を示す「全国クラスターマップ」を公開した。示されたクラスターは8都道府県の13カ所で、うち医療機関を介したものは神奈川県と兵庫県の2カ所。厚労省のクラスター対策班は今後も、クラスターの発生状況を調査するとともに、クラスターの封じ込めに注力する。 3月17日時点の全国クラスターマップ 厚労省が今回、3月17日12時時点のクラスター発生場所として示したのは、同じ場所で接触した感染者が5人以上確認されている施設やイベント会場。自治体からの情報を基に、東北大学教授の押谷仁氏、北海道大学教授の西浦博氏らが感染者を分類した。 施設の名称は掲載していないが、地図上の位置や厚労省の説明などから、神奈川県相模原市の相模原中央病院、兵庫県姫路市の仁恵病院が5人以上10人未満の感染者が発生したクラスターとして掲載されているとみられる。 クラスターとして掲載された場所は以下の通り(都道府県別) 北海道=ライブバー、展示会場 千葉県=スポーツジム 東京都=屋形船 神奈川県=医療機関、福祉施設 新潟県=卓球スクール 愛知...