m3.com トップ>医療維新>オピニオン|ロンドン現地...>【ロンドン便り】大規模抗体検査が変える新型コロナウイルス対策

【ロンドン便り】大規模抗体検査が変える新型コロナウイルス対策

英国の強みは「変わり身の早さ」と「科学的な施策」

2020年3月27日 渋谷健司(英国キングス・カレッジ・ロンドン教授)


イタリアをはじめ欧州での急速な蔓延を尻目に、3月上旬までの英国の新型コロナウイルス対策は対岸の火事を見るかのごとくのんびりしたものであった。報告感染者数も少なく、首席科学顧問のもとに集まった精鋭の科学者たちによる対応シナリオは完璧のはずだった。死者が10人になった3月12日(木)のボリス・ジョンソン首相の記者会見では、リスクの少ない若者らに自然感染を緩やかに広げていく戦略が披露され、科学的分析に基づき学校閉鎖や大規模イベントの中止はしないと宣言した。しかし、その週末に急遽発表されたインペリアル・...

この記事は会員限定コンテンツです。
ログイン、または会員登録いただくと、続きがご覧になれます。

ロンドン現地便り(COVID-19)に関する記事(一覧

【ロンドン便り】大規模抗体検査が変える新型コロナウイルス対策 2020/3/27