1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 不適切入試判決、65.6%が「評価できる」

不適切入試判決、65.6%が「評価できる」

レポート 2020年4月4日 (土)  岩崎雅子(m3.com編集部)

東京医科大学の医学部不適切入試問題で、女子や浪人の元受験生が不利益を被ったとして特定適格消費者団体のNPO法人「消費者機構日本(COJ)」が大学側に受験料の返還義務などがあることを確認していた訴訟の判決で、東京地裁は3月6日、COJの訴えをほぼ認め、損害賠償の支払い義務があると判断した(『東京医大に「損害賠償」義務、不適切入試訴訟で初判決』を参照)。この判決について質問したところ、m3.com会員全体の65.6%が「とても評価できる」もしくは「ある程度評価できる」と回答。「全く評価できない」もしくは「あまり評価できない」は計21.8%と、評価する回答の約3分の1にとどまった。 Q「違法の疑いが極めて強い」とし、損害賠償の支払い義務を認めた判決をどのように評価しますか。 今回の不適切入試を巡る主要訴訟で判決が出るのは初めてで、判決では、同大に受験料(6万円)や受験票の送料などの返還義務があることを認めている。この判決について、m3.com会員全体の計65.6%が「とても評価できる」(28.4%)もしくは「ある程度評価できる」(37.2%)と回答。「あまり評価できない」(11.7%)、もし...