内科学会と感染症学会が延期を決定、COVID-19で

日本内科学会と日本感染症学会は3月27日、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）への対応として、それぞれ4月に東京で開催予定だった第117回講演会および第94回学術講演会を、8月に延期すると決定した。内科学会は4月10-12日の予定を8月7-9日に、感染症学会は4月16-18日の予定を8月19-21日に延期する。 定時総会は予定通り4月に実施 COVID-19対策で、春に開催予定だった学術集会が軒並み延期になる中、COVID-19についての学術情報共有の必要性から予定期日での開催方針を堅持してきた両学会だったが、開催地である東京で感染が急拡大している状況を受け、4月の開催を断念、延期を決断した。 定時総会については、定款上4月中に開催する必要があるため、予定通り開催する。8月の開催地はいずれも東京で、感染症学会の会場は変更なくグランドニッコー東京台場他。内科学会の会場は東京国際フォーラムからグランドプリンスホテル新高輪（予定）へ変更となる。 COVID-19についての最新の学術情報共有というニーズは高いことから、日本感染症学会は総会の開催と合わせ、4月18日に「新型コロナウイルス...