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「患者が大幅に減少」、都内のm3.com開業医の25.6%

レポート 2020年3月27日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が連日報道される一方、2019/2020シーズンは、季節性インフルエンザの流行が小規模にとどまっている中、都内の診療所に勤務するm3.com医師会員に患者数の増減を調査した結果、25.6%が「大幅に減少」と回答、「減少」(55.1%)と合わせ、80.7%に上ることが明らかになった。 「とにかく検診は激減している。このままだと経営状態は確実に悪化する」「今の状況が続くと、診療所も倒産が出てくるかもしれません」と経営の厳しさを訴える声に加えて、「アルコールやマスクの供給、トイレットペーパーまで無くなってきています。困っています」など、感染防護具の不足を訴える声が上がった。 Q:COVID-19の感染拡大が続く中、インフルエンザなど他の疾患を含めた、全体の外来患者数は減少していますか(n=156)。 今回の緊急アンケートは、東京都の小池百合子知事の3月25日の記者会見を受けて実施。小池知事は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け、「今週になってオーバーシュート(爆発的増加)の懸念がさらに高まっている。今まさに重要な...