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COVID-19への「医師の警戒レベル」、10段階で「8.0」超に

レポート 2020年4月4日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する「医師の平均警戒レベル」は、3月31日時点で10段階評価で「8.06」であることが分かった。これはm3.com会員を対象に、2月1日以降、日々調査している結果だ(調査概要は、文末に記載)。 2月1日時点では、「6.83」だったが、2月14日には「7.17」となり、初めて「7.00」を超えた。以降、「7.00」を下回ることなく、多少の増減がありながらも増加。3月29日には「8.11」となり、「8.00」台に突入した(前回2月26日までの集計結果は、『2020年度新型コロナウイルスへの「医師の警戒レベル」、10段階で「7.5」』を参照)。 政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は4月1日、国内でも感染者数の急増により「医療供給体制が逼迫しつつある地域が出ている」と、オーバーシュート(感染爆発)よりも前に医療崩壊が起こる恐れを指摘し、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫の5都府県について抜本的な対策を求めた(『専門家会議「医療崩壊」に警鐘、オーバーシュート前でも「体制逼迫」』を参照)。5都府県と、感染拡大への懸念からいち早く「緊急事態宣言」...