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研修医は「医療者として自分の生活を律して」日医横倉会長

レポート 2020年4月9日 (木)  水谷悠(m3.com編集部)

日本医師会会長の横倉義武氏は4月8日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が広がる中で大学病院の研修医が大規模な会食をして感染者を多数出した例があることについて、「医療者としての倫理の基本は人々の生命と健康を守る、そのために自分の生活を律していくということだ」と述べ、日医としても改めて強く発信していく意向を示した。政府の基本的対処方針等諮問委員会構成員を務める常任理事の釜萢敏氏も「自分自身に問い直して、率先して行動変容にあたらないといけない」と述べた。 横倉氏 横倉氏は、8日に全国知事会との間でオンライン会議での意見交換を行い、協力を確認したことも公表。知事会からは行動変容のための取り組みをしてほしいとの注意喚起を県民に対して行ったとの報告があった。日医からは医療提供体制の構築を各都道府県で行う必要があるため、各医師会と行政で協力していくことを申し入れ、医療現場で防護具が不足しているので、手当てに力を入れてほしいと要請した。 外国人向けの電話相談を支援 常任理事の松本吉郎氏は日本に滞在する外国人向けの電話相談について発表。AMDA国際医療情報センター(理事長:小林米...