「3密」回避困難な職業、「37.5度以上、4日以上」の割合高く
レポート
2020年4月11日 (土)
橋本佳子(m3.com編集長)
「3つの密」回避や社会的距離の確保が難しいとされる職業・職種の「グループ(1)」では、他の5つのグループと比較して、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を疑う基準である、「37.5度以上の発熱が4日以上続く」との回答者が比較的高い傾向が認められることが4月10日、明らかになった。 LINE株式会社の公式アカウントで、3月31日から4月1日にかけて実施した第1回「新型コロナ対策のための全国調査」の結果だ。「グループ(1)」に該当するのは、「比較的長時間の接客を伴う飲食店を含む対人サービス業、外回りをする営業職」など。「今の体調について、あてはまるものをすべてお選びください」との質問に、全国平均で0.23%(265万1272人中、5995人)が「37.5度以上の発熱が4日以上」を選んだ。特に感染者が急増している東京都ではその割合が高く、0.52%と全国平均の2倍以上だった。 6つのグループ全体では、0.11%(2399万2701人中、2万6935人)が「37.5度以上の発熱が4日以上」に当てはまると回答した(資料は、厚生労働省のホームページ)。 (第1回「新型コロナ対策のための全国...
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