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外出自粛・休業、医師は「強制的に」が半数近く

レポート 2020年4月12日 (日)  水谷悠(m3.com編集部)

4月7日に発出された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う緊急事態宣言を受け、東京都の小池百合子知事が都民の外出自粛と、さまざまな業種の事業者への休業要請を10日に発表し、他にも要請を出したり検討したりしている府県もある。これに先立つ9日、これらの要請についての考えをm3.com会員に聞いたところ、開業医、勤務医とも外出自粛と休業のいずれも「強制的に行うべき」が「要請レベルで効果がある」を上回り、半数近くに達した。「必要ない」は各職種でわずかにとどまった(『都「飲食店は午後8時、酒類提供は7時まで」』を参照)。 Q1:緊急事態宣言の対象区域での外出自粛要請についてどう思いますか。 「要請レベルで効果がある」と「強制的に行うべき」を足すと、開業医は91.0%、勤務医は87.2%となり、他の職種も同じ。感染拡大に危機感を持ち、実効性のある対策を求めていることが分かる。 Q2:緊急事態宣言の対象区域での事業者への休業要請についてどう思いますか。 こちらも外出自粛要請と同じ傾向だった。 Q3:休業要請を2週間程度遅らせることを政府が7都府県に打診したことについてどう思いますか。...