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愛知県知事、「愛知県はギリギリ持ちこたえている」

レポート 2020年4月13日 (月)  荒尾貴正(m3.com契約ライター)

愛知県の大村秀章知事は4月13日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して「県の医療体制は現状、ギリギリ持ちこたえている」との認識を示した。愛知県は改正新型インフル特別措置法の緊急事態宣言対象地域にならないとした専門家会議の判断については、「専門家会議の見立ては当たっていると思う」とした。 大村知事は冒頭、県が11日に発表した新規感染者数28人のうち、24人が実際には感染していなかったことが分かったとして、「人員を増強して、ダブルチェック体制でしっかり行っていく」と陳謝した。 一方で、全国トップレベルの検査件数を引き続き維持していき、早期発見から早期治療へという流れは堅持したいと強調。医療提供体制の確保については、「入院病床300床と(無症候・軽症者向けの)入所施設1300室を確保済み。(医療および事務スタッフの)人員も県内の医療機関、市町村などの協力で確保できそうだ」と述べた。 「愛知県の医療体制は現状、ギリギリ持ちこたえていると思う」と述べ、「東京や大阪は感染者数が多く、すでに医療機関だけでは受け止め切れていないのではないかと推察する。愛知は、東京や大阪...