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藤沢に180床のプレハブ仮設医療施設、5月上旬に

レポート 2020年4月13日 (月)  岩崎雅子(m3.com編集部)

神奈川県の黒岩祐治知事は4月13日、臨時の記者会見を開き、藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパーク内のグラウンドを使用し、プレハブ平屋建て180床の臨時仮設医療施設を設置すると発表した。運営は医療法人沖縄徳洲会に委託。来週にも建設を開始し、5月上旬の稼働を目指す。 県は独自の緊急医療体制「神奈川モデル」で、中等症患者を受け入れる「重点医療機関」を指定、現在までに県立足柄上病院、県立循環器呼吸器病センター、国立病院機構相模原病院の3病院で約130床を確保していた。仮設医療機関が稼働すると、重点医療機関の病床数は計310床となる。従事する職員数や運営費等の具体的な詳細は未定という。 委託先について黒岩知事は、「以前から沖縄徳洲会の湘南鎌倉総合病院をはじめ、徳洲会の皆様に地域医療に大変なご協力をいただいてきた。この事態を受け、『徳洲会としても何とかできることをやりたい』と前向きな話をいただいた」と、徳洲会側からアプローチがあったことを説明。 仮設医療施設の建設や運営に関わる費用については補正予算を組む予定だが、議会での審議はこれから。委託先についても入札等はなかった。湘南ヘルスイノベーションパ...