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福岡市、市内の医療機関に最大600万円の特別給付金

レポート 2020年4月14日 (火)  堀勝雄(m3.com契約ライター)

福岡市は4月14日、福岡県が県内の事業者への休業要請を開始したことを受けて、独自の緊急支援策を発表した。県の休業要請に協力する市内の事業者への支援(店舗賃料支援など)に加え、医療機関、介護施設などへの特別給付金の支給を発表した。 医療機関への特別給付金の支給は、病院と医科系診療所が対象で、歯科は対象外となる。施設の規模に応じて、1医療機関当たり40万-600万円を給付する。加えて、新型コロナウイルス患者の入院を受け入れた医療機関には、受入患者1名につき30万円を給付する。介護施設への特別給付金の支給では、基本的に市内の全ての高齢者・障がい者の入所・通所施設等が対象となる。施設の規模や形態に応じて1施設当たり15万~150万円を給付する。 緊急事態宣言に基づく福岡県による休業要請に応じた市内の店舗や施設の賃料補助など、総額100億円規模の独自の緊急経済支援策で、財源は国の交付金や財政調整基金を活用する。細かな条件や申請の方法については4月末の臨時議会で詳細を決定し、できるだけ速やかに給付していく。 高島宗一郎市長は14日の記者会見で、「新型コロナウィルス患者が発生してしまった病院の医師等...