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大阪府知事「防護服の代用品として10万枚はポンチョを確保」大阪市と共同で

レポート 2020年4月15日 (水)  南文枝(m3.com契約ライター)

大阪府の吉村洋文知事は4月15日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症への対応で世界的に不足している医療資材の府内の確保状況について説明した。医療用のN95マスクについては、国からの供給や業者からの購入などで、5月9日まで確保の見込みが付いているが、防護服が約10万枚、フェイスシールドは約16万枚不足しているという。防護服の代用品として「10万枚はポンチョを確保する」として、大阪市を窓口に提供を呼びかけた。 吉村知事は、国の緊急事態宣言の期間が終了するまで、いったん5月9日までの医療資材の確保状況について、4月10時点で府が把握している状況を説明。N95マスクは、5月9日までの必要数約31.5万枚に対し、国からの供給見込み約16万枚、業者からの購入見込み約15.2万枚で確保できるとした。現有数は約1.5万枚。 防護服は、必要数約31.5万枚に対し、国からの供給約16万枚、購入約4万枚を見込むが、約10万枚不足するという。現有数は約1万枚。このため、府の専門家会議座長で、大阪大学大学院の朝野和典教授の監修の下、代用品としてポンチョを利用することに。4月14日から、大阪市に窓口を一本化して...