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コロナ対応医師らの宿泊費支援に6億円、東京都

レポート 2020年4月15日 (水)  水谷悠(m3.com編集部)

東京都知事の小池百合子氏は4月15日の記者会見で2020年度4月補正予算案を発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応に当たる医師や看護師らの宿泊のために医療機関がホテルなどを借り上げる際の費用支援に6億円、都立・公社病院での陰圧装置、人工呼吸器整備といった患者受け入れ態勢強化に14億円など医療提供体制強化に129億円を計上、一般会計の総額は3568億円。小池知事は「医師の先生方が家に帰らずに病院に来る実態で、宿泊がこれまで自費だったと聞いて驚いた。最前線の皆様を守る、それはすなわち都民の命を守ることだ」と述べた(資料は東京都のホームページ)。 4月7日に233億円の補正予算を専決処分したのに続くもので、4月17日から22日にかけて行われる都議会第1回臨時会で審議される(『診療体制強化やECMO整備など232億円補正、東京都』を参照)。医療関係ではこの他、軽症者・無症状者向けの宿泊療養施設確保に108億円、医療機関、社会福祉施設等に提供するマスクの購入費に34億円、オンライン診療のための情報通信機器等の初期導入経費補助に8000万円、聴覚障害者の意思疎通支援体制の強化と...