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「研修医が現場に出ることもあり得る」西村担当相

レポート 2020年4月16日 (木)  岩崎雅子(m3.com編集部)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大に伴う研修医やリタイア医師の活動について、西村康稔経済再生担当相は4月16日の参院議院運営委員会で、「場合によって研修医が現場に出ることもあり得る。引退したお医者さんで元気な方も、現場に行くのはリスクがあるが、帰国者・接触者相談センターで電話の相談を受けている例もある。総力を挙げて医療現場をしっかりと支えていきたい」と答弁した。国民民主党の川合孝典氏の質問に答えた。同委員会で、西村担当相は緊急事態宣言の対象地域を全国に拡大することを説明した(『緊急事態宣言、全国に対象を拡大』を参照)。 西村担当相は、潜在看護師の確保についても、「厚生労働省や日本看護協会と連携し、5万人を超えるナースセンターの潜在登録者に復職を呼び掛けて調整を行っている」と答弁。対象地域拡大の背景に、「地方の医療体制をしっかりと守らなければならないとの専門家の意見があった。現場でウイルスと闘っている医療従事者の方には本当に敬意を表したいし、全力でバックアップしなければならない」と述べた。 また、緊急事態宣言の拡大に伴う各知事への説明について西村担当相は、全国知事会会長...