「COVID-19疑い診察」、開業医の3割経験◆Vol.3

Q COVID-19感染の疑いのある患者を診ましたか。 新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の疑いのある患者を診察したかを尋ねると、計52.1％が「自分自身が診察した」もしくは「勤務医療機関では診察したが、自分は診ていない」と回答。約半数の医療機関でCOVID-19疑いの患者に対応している結果となった。「自分自身が診察」もしくは「勤務医療機関では診察したが、自分は診ていない」の合計割合が最も高かったのは、感染症指定機関の市中病院の78.9％だった。 Q COVID-19感染拡大に伴い、勤務する医療機関で何か特別な対応を行っていますか。【複数選択可】 感染拡大に伴う医療機関での対応では、「環境消毒など、院内感染対策の強化」が84.0％で最多。「外来入り口に患者への注意喚起を掲示」（82.1％）、「職員への感染対策の再研修」（58.5％）、「COVID-19対応に関してマニュアルを作成」（50.8％）──と続いた。「COVID-19対応に関してマニュアルを作成」、「発熱患者の入り口を分けるなど、院内で動線を分ける」については、市中病院や大学病院ではいずれも6割を超える回答があったが...