【中国レポート】アウトブレイク収束に伴い、医療従事者に対する暴力が増えてきた！

※m3.com編集部から エムスリーのグループ会社が中国で運営する医療者向け情報サイト「医脈通」に掲載された記事を転載します。記事は4月1日付の掲載です。（文：“江淮医学”微信公众号、翻訳：児玉貴光／監訳：花競適） 一昨日、“江西省赣州市第五人民病院中医科の楊某華医師が殴られた”とインターネットで報道された。患者が虚偽の病気休暇のための診断書発行を要求したことを、楊医師が拒否したのが理由であった。 当初、患者は納得しなかっただけだが、徐々に罵倒を始めて、最後には家族を集めて楊医師を殴り出した。 最終的な結果は以下のように言われている：楊医師は謝罪の上で、加害者に賠償として3,000元を支払った（翻訳者注：1元約15円で約45,000円）。 しかし、楊医師は微博（翻訳者注：中国版twitter）上で事案の目撃者を発見したため、この結果を受け入れず法的手続きに入ることを明らかにした。 この日、天津泰達病院の李青院長は友人とのグループチャット内で怒りの書き込みをした：3月30日は“国際医師の日”であり、いわば“医師だけが知る祝日”です。 今年は例年とは異なり、非常に静かな祝日であり医療系メデ...