愛知県、看護師への復職要請に1日70～100件の問い合わせ

愛知県の大村秀章知事と名古屋市の河村たかし市長は4月27日、それぞれの定例記者会見で、先週末の新型コロナウイルス感染者数が大きく減少したことを受け、これまでの取り組みの成果を強調した。 大村知事は県内（名古屋市含む）の先週末の新型コロナウイルス感染者数について公表した。それによると4月25日（土）1人、4月26日（日）1人の計2人だった。前週の土日（4月18日、19日）は計29人で、大きく減少している。「県として当初よりクラスターを一つ一つ抑え込んできた成果が出ている。さらに、県民の外出自粛も浸透してきたように思う」と見解を述べ、また「東京、大阪は感染者を病院のみでは受け入れられなくなっているが、愛知はいち早く軽症者入所施設の活用に取り組み、一番スムーズに運営できていると思う」と説明した。 また、前週の会見で未就業の看護職へ就業協力を呼び掛けたところ大きな反響があり、4月20日から24日の間、1日当たり70～100件の問い合わせが愛知県ナースセンターに入った。既に面接を済ませた人もおり、軽症者入所施設などでの業務に順次ついてもらうという。 県民に対してさらなる協力を呼び掛けるために知事...