1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 医師5000人調査、76.4%が「緊急事態宣言、延期が必要」

医師5000人調査、76.4%が「緊急事態宣言、延期が必要」

レポート 2020年4月30日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の緊急事態宣言の5月6日までの期限が延長か否か注目が集まる中、m3.comが医師会員5000人を対象に緊急調査した結果、76.4%が「延長を求める」と回答した。COVID-19の患者を診察しているか否かにかかわらず、延長を求める声は強かった。4月29日夕方から30日正午にかけてWeb上で「政府への要望」について調査、1日足らずで5000人の医師から回答が寄せられ、感染拡大への強い危機感が伺えた。調査では、マスクやPPE(個人防護具)の補充を求める声も約9割に上った。 Q:「緊急事態宣言の延長について」、あてはまるものをお選びください。 医師5000人のうち、自身がCOVID-19またはその疑い患者を診察しているのは、35.8%。自身は診察していないが、勤務先で診察しているのは27.7%。合計63.4%に上り、COVID-19診療が多くの医師にとって身近な問題であることが分かる。勤務先でも診察していないのは、35.5%。 政府への「緊急事態宣言の延長」を求める声は、「非常に求めている」(34.5%)、「求めている」(26.5%)の合計で61.0...