愛知県、医療従事者の処遇改善へ応援基金設置

愛知県は4月30日、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に対応する医療機関への支援に充てるため、「あいち医療応援基金（仮称）」を設置し、5月1日から寄付を募集すると発表した。入院患者1人当たり100万円～400万円を交付する「愛知県医療従事者応援金」への上乗せの原資とする。 県は4月22日、COVID-19患者が入院した医療機関に対して、医療従事者の処遇改善のため、入院患者1人当たり100万円～400万円の「応援金」を交付すると発表した。患者が軽症・中等症なら100万円、重症なら200万円、重篤なら400万円を交付する。あいち医療応援基金（仮称）に集まった寄付金を活用し、入院患者1人当たり10万円を上乗せする仕組みだ。 個人からの寄付は、ふるさと納税として寄付金控除の税制優遇を受けることが可能。申込書は県のホームページからダウンロードできる。...