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これからのライフスタイル「疑い時はかかりつけ医に電話相談」、都医

レポート 2020年5月14日 (木)  高橋直純(m3.com編集部)

東京都医師会の尾崎治夫会長は5月13日の緊急記者会見で「せっかく見えてきた出口を閉ざさないために、愚直なまでのステイホームをお願いしたい」と訴えた。同時に自粛後を見据えて17項目の「これからのライフスタイル」を提示、感染が疑われる時は「かかりつけ医に電話で相談」と呼びかける。 尾崎会長、会見ではマイクの前にアクリル板が設置された 東京都医師会は感染拡大を受け、4月6日に独自に「医療的緊急事態宣言」を出していた。一時は1日200人を超えていた都内の新規感染者数も、ここ1週間は40人以下が続いており、「自粛していただいた効果が出たと考えている。ようやく暗闇から出口が見えてきた」と評価した。自粛継続については、国の休業補償のスピード感がないとして、「5月いっぱいが限度ではないか」と指摘しつつ、「5月いっぱいはしっかりした自粛をしていただきたい」と呼びかけた。 「早ければ7月にも再度の感染爆発」 同時に有効なワクチンが開発されていない中では、「早ければ7月にも再度の感染爆発が起こり得る」として、「都民の皆様と考える、これからのライフスタイル」を公表し、17項目の注意事項を呼びかけた。基本事項の...