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看護師など職員の不安払拭「正確な情報がカギ」- 新型コロナスペシャル座談会◆Vol.3

スペシャル企画 2020年5月22日 (金)  司会・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

【新型コロナスペシャル座談会「臨床×公衆衛生」】※出席者は文末に掲載(5月5日にオンラインで実施。文中敬称略) Vol.1 トレーラーハウスで「かぜ症状外来」 Vol.2 患者は3つに分類、不安への対応が課題 Vol.3 看護師など職員の不安払拭「正確な情報がカギ」 Vol.4 今冬はインフル、風邪、コロナが混在…… Vol.5 「被害想定」を行い、第2、第3波への備えを 「ウイルスが体に入るのは、目と鼻と口しかない」 橋本(司会) 患者さんだけでなく、看護職員や事務職員の中にも、新型コロナウイルス感染症への不安を抱く方が少なくないと思います。医療関係者への風評被害も起きています。この辺りの対応について、中山先生からお聞きできますか。 中山(マイファミリークリニック蒲郡) やはり正確な情報を伝えることが一番大事。正確な情報を知れば、それほど怖くはなくなると思います。私は1月の下旬、早期の段階から、日々の朝礼と終礼でその時点で分かっている新型コロナウイルス感染症に関する情報、地域の感染状況について看護師や事務職員に伝えてきました。さらに週1回の短時間のミーティング、月1回のミーティングで...