大阪府、感謝のメッセージと支援金を今月から贈呈

大阪府の吉村洋文知事は5月14日、総額130億円規模の新たな補正予算案を発表した。22日開会の府議会5月定例会に提出する。このうち約50億円を新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の拡大防止にあてる。内訳は、（1）軽症者等の療養体制の確保（現在1500室→6000室）、（2）医療従事者等への支援（クオカード購入費用および発送費用等）、（3）介護施設等の感染拡大防止対策（簡易陰圧装置の設置や多床室の個室化）の3つ。 （2）医療従事者等への支援に関しては、COVID-19入院患者を受け入れた医療機関の従事者や受け入れ協力宿泊施設の従業員等の約6000人に対して、1人あたり10万円～20万円の支援金（クオカード）に感謝のメッセージカードを添えて5月末から贈呈を開始する。この原資となる「新型コロナウイルス助け合い基金」は、現時点で予想を大きく上回る約17億円の寄付申込が集まっているという。 「第2ステージ」のロードマップを提示 また、「大阪モデル」の自粛解除の基準を7日間連続で満たしたことを受け、5月16日より休業や外出自粛の要請を段階的に解除することを発表（『「大阪モデル」、リンク不明...