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医療機関の求人情報をサイトに集約、6月上旬にも新システム

レポート 2020年5月28日 (木)  小川洋輔(m3.com編集部)

厚生労働省は5月27日、全国の医療機関の求人情報を集約し、医師や看護師などの資格保有者へ案内するウェブ上のシステムを6月上旬にも稼働させると発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第2波に備え、人材不足の解消につなげる狙いがある。 医療機関が募集したい医療従事者の資格や人数、勤務条件などを「新型コロナウイルス感染症医療機関等情報支援システム(G-MIS=Gathering Medical Information System on COVID-19)」に登録すれば、厚労省が新設するウェブサイト「医療のお仕事 Key-Net」に掲載されるほか、民間の求人事業者に登録している医療資格保有者に対してメール等が配信される仕組みだ。問い合わせへの対応やオンライン面接、採用結果の通知は、Key-Net上で行うことができる。 求人を登録できる対象職種は、医師、保健師、助産師、看護師、准看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、救急救命士、薬剤師、事務職。医療機関だけではなく、保健所も利用することができる。 手数料はかからないが、応募者の中には医療現場を長期間離れている人材も...