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業務量「減少」が4月中旬から15.7ポイント増加◆Vol.1

医師調査 2020年6月6日 (土)  岩崎雅子(m3.com編集部)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応が続く中、政府は5月25日までに緊急事態宣言を全国で解除、一方で「新しい生活様式」の実践を求めている。COVID-19対応に伴う4月中旬から5月末までの診療への影響を、m3.com医師会員に調査したところ、診療所の40.5%が、患者が「大幅に減少」と回答。4月中旬に実施した調査結果に比べ、業務量が「減少」と答えた割合は15.7ポイント増えた(4月中旬の調査結果は『外来患者数83.4%が「減少」、COVID-19影響で◆Vol.1』)。 Q:現在まで、勤務先の医療機関の診療体制は通常通りですか。 診療体制を尋ねると、「通常通り」と回答したのは83.8%。現在もしくは今までに縮小したのは計15.2%で、拡大したのは0.9%だった。所属先別では、感染症指定医療機関ではない大学病院が現在もしくは今までに縮小した割合が計35.9%で最も高く、感染症指定医療機関ではない市中病院が計9.8%で最も低かった。地域別に見ると、「通常通り」の割合が最も低いのは東京都の65.7%で、「時間短縮などで診療を縮小している」も23.3%で最も高かった。 Q:4月...