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西村担当相、夜の街「早期にガイドラインを」

レポート 2020年6月4日 (木)  小川洋輔(m3.com編集部)

西村康稔・経済再生担当相は6月3日の記者会見で、東京・新宿の歓楽街で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大していることについて、「ガイドラインをできるだけ早期にまとめて、実行することが大事だ」と述べ、業界団体による感染拡大防止の取り組みを後押しする考えを示した。議事録が作成されていないことに疑問の声が上がっている新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(座長:脇田隆字・国立感染症研究所所長)の構成員に対して、記録の作成や公開方法を巡って意見を聞いていることも明らかにした。 西村担当相は6月2日に発動された「東京アラート」について、「地域の感染状況を適切に検知・監視しながら、感染拡大の徴候が見られた場合に、必要な警戒を呼びかけることを通じて、感染拡大を抑えていく取り組みは重要だ」と評価。接待を伴うバーやナイトクラブなどいわゆる「夜の街」を中心に感染経路不明のケースが増えていることを巡り、近く東京都の小池百合子知事と対応を協議する予定だ(『「東京アラート」発動、感染者増加傾向』を参照)。 巨人の2選手の感染が判明したプロ野球に対しても、「約220人の選手、コーチ、監督、スタッフら...