オンライン再診の活用開始・増加が10.3ポイント増加◆Vol.2
医師調査
2020年6月13日 (土)
岩崎雅子(m3.com編集部)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応が続く中、政府は5月25日までに緊急事態宣言を全国で解除、一方で「新しい生活様式」の実践を求めている。COVID-19対応に伴う診療への影響をm3.com医師会員に調査したところ、4月中旬の調査に比べ「電話等オンライン再診の活用開始・増加」が10.3ポイント増加した(4月中旬の調査結果は『「COVID-19疑い診察」、開業医の3割経験◆Vol.3』)。 Q:現在までに、COVID-19感染の疑いのある患者を診ましたか。 COVID-19に感染の疑いのある患者を診たかどうかでは、59.9%が「自分自身が診察した」もしくは「勤務医療機関では診察したが、自分は診ていない」と回答。4月中旬の調査と比べると、「自分自身が診察した」が9.7ポイント増加、「診ていない」が7.8ポイント減少した。 「自分自身が診察した」もしくは「勤務医療機関では診察したが、自分は診ていない」の合計が最も高いのは感染症指定医療機関の市中病院で計83.1%。4月中旬と比べると、感染症指定医療機関の大学病院が19.0ポイント増で最も増加幅が大きく、診療所では9.0ポイント...
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