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「中川キャビネット」、猪口・全日病会長を副会長推薦候補に

レポート 2020年6月8日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

6月27日に投開票される日本医師会会長選挙に出馬した、日医副会長の中川俊男氏は6月8日、キャビネット(副会長・常任理事の推薦候補)の構想を公表、全日本病院協会会長の猪口雄二氏を副会長候補として推薦した。他の副会長推薦候補は、現副会長の今村聡氏と松原謙二氏。 日医の副会長は定数3人、常任理事は定数10人。常任理事の推薦候補は、宮城県医師会副会長の橋本省氏、神奈川県医師会副会長の宮川政昭氏、広島県医師会常任理事の渡邊弘司氏、山形県医師会副会長の神村裕子氏の4人を新たに選んだ。現職の小玉弘之氏(秋田)、石川広己氏(千葉)、道永麻里氏(東京)、平川俊夫氏(福岡)を入れ替える。残る6人は続投させる。 中川氏は、m3.comの取材に対し、猪口氏を推薦候補に据えた理由について、「日医は、日本全体を大局的に見て、日本の医療を守る活動をしてきたが、どうしても『診療所の団体』というイメージが払拭できない。次期執行部は、目に見える形で、また実質的にも病院と診療所を分け隔てなく、切れ目なく医療政策を提案し、厚生労働省と協議の上で作成していくという姿勢を明らかにするためだ」と説明した。 猪口氏も、m3.comの...