横倉氏が都内で事務所開き、府県医師会会長、3人の副会長候補ら出席

日本医師会会長選挙に出馬し、5期目を目指す日医会長の横倉義武氏は6月14日、支援者らを集め、都内で選挙対策本部事務所開きをした。出席したのは、キャビネットに名を連ねる推薦候補の副会長3人、常任理事9人のほか、府県医師会長ら、約90人に上る。 横倉氏は、一度は身を引くことを考えたものの、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行が続く中、周囲から叱責を受けたと明かし、「今、トップが代わる時期ではない、という思いから決断した」と5期目を目指す理由を説明。COVID-19への対応を例に挙げ、「現場からどんな問題があるかを聞いて、これを中央の政府に伝えて解決してきた。それこそが日医の姿だ」と語った。COVID-19で医療機関が相当なダメージを受けていることから、地域医療をいかに継続させていくかが、次期の重要な役割であるとし、「もう1期頑張ると強い決心をしたところだ」と決意を新たにした。 日医会長選挙に向けて決意表明する、横倉義武氏。 選対本部長で、福岡県医師会会長の松田峻一良氏は、医療者への慰労金などが盛り込まれたCOVID-19対応の2020年度第2次補正予算を挙げ、「こんなすごいこ...