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若手医師、専門医検討委員会に「Change」求め署名活動-発起人2人に聞く◆Vol.1

インタビュー 2020年6月16日 (火)  聞き手・まとめ:橋本佳子、岩崎雅子(m3.com編集部)

専門医機構の総合診療専門医検討委員会に「Change」を今すぐ希望します──。2018年度から始まった新専門医制度で19番目の基本領域として新たに加わった総合診療専門医について、より良い制度設計に向けて、検討委員会に専攻医の代表を加えるなど議論の透明化を求める署名活動が動いている。 「意思決定のプロセスが不透明で、本当に専攻医の方を向いているのか納得ができなかった」と話す声掛け人となった近江八幡市立総合医療センターで指導医をしている徳田嘉仁氏と、岡山家庭医療センターで専攻医研修中の横田雄也氏に、活動の経緯と思いを聞いた(2020年6月8日にオンラインでインタビュー。全2回の連載)。 6月1日、『もう一度、専門研修を「専攻医」のためのものに。』と題したホームページが公開された。ホームページ上で総合診療専門医検討委員会に要望しているのは、(1)9月30日までに、全ての総合診療プログラム専攻医に対して、オンライン開催で今までの経緯を専門医機構が説明する機会を設けること、(2)2020年度内に、同検討委員会に専攻医の代表数名を加え、専攻医の意見を反映すること──の2点。賛同者に署名を求めている...