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「専攻医ファースト」で総合診療科を変えたい-発起人2人に聞く◆Vol.2

インタビュー 2020年6月19日 (金)  聞き手・まとめ:橋本佳子、岩崎雅子(m3.com編集部)

日本専門医機構の総合診療専門医検討委員会について、専攻医の代表を加えるなど議論の透明化を求める署名活動が動いている。「不透明だから総合診療科の専攻を諦めた」といった声も聞こえるという状況をどう変えようとしているのか。「不満ではなく、これからを一緒に考えさせてほしいと伝えたい」という活動には、6月1日からの1週間で約720人の賛同の声が集まっている。近江八幡市立総合医療センターで指導医をしている徳田嘉仁氏と、岡山家庭医療センターで専攻医研修中の横田雄也氏に思いを聞いた(2020年6月8日にオンラインでインタビュー、第1回はこちら)。 6月1日、『もう一度、専門研修を「専攻医」のためのものに。』と題したホームページが公開された。ホームページ上で総合診療専門医検討委員会に要望しているのは、(1)9月30日までに、全ての総合診療プログラム専攻医に対して、オンライン開催で今までの経緯を専門医機構が説明する機会を設けること、(2)2020年度内に、同検討委員会に専攻医の代表数名を加え、専攻医の意見を反映すること──の2点。賛同者に署名を求めている(サイトホームページはこちら、署名サイトはこちら)。...