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「命と向き合うことに挑戦」、それこそが外科医の魅力- 北川雄光・外科学会定期学術集会会頭に聞く◆Vol.4

インタビュー 2020年8月3日 (月)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

【第120回日本外科学会定期学術集会会頭:北川雄光・慶應大外科教授に聞く】 Vol.1◆「大還暦」迎える学会、新しい時代の起点に Vol.2◆「Society 5.0」が柱、AIが変える外科医療を展望 Vol.3◆完全Web開催「現地開催にない良さ」追求 Vol.4◆「命と向き合うことに挑戦」、それこそが外科医の魅力 Vol.5◆第120回企画のみどころ紹介 ――今回はCOVID-19対応が機でしたが、今後の学会の在り方として、Web形式を取り入れる学会が主流になるとお考えですか。 もちろん現地で皆様と直接触れ合い、言葉を交わし、学術交流だけでなく信頼関係を構築することが学術集会の大切な役割です。しかし、医師の働き方改革の推進が求められる昨今、学会や研究会が多すぎることが現場の外科医の負担となっていることも事実です。この点について、今後の学会のあり方について日本外科学会とサブスペシャルティ領域の学会でも話し合っているところです。 特に若手の先生方にとって、仕事が忙しく、修練も大変な時期に、効率的に学術的な情報を得て、しっかりとした業績も積むためには、現地とWebのハイブリッド開催はとて...