1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 中川・日医会長、前執行部の機能を「3つの視点」で改編

中川・日医会長、前執行部の機能を「3つの視点」で改編

レポート 2020年7月1日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会会長の中川俊男氏は、7月1日の定例記者会見で新執行部の体制を公表、「前執行部の機能をリニューアル、ブラッシュアップ、パワーアップするという3つの視点から考えた」と説明した。来週の常任理事会で、中川氏が会長選挙に立候補する時に公約に掲げていた、「医療機関経営を支援する組織」の創設について、担当理事を松本吉郎氏に決めた上で、取り組みを具体化していく方針も表明した。 日本医師会会長の中川俊男氏。 副会長3人は、今村聡氏が総務担当、松原謙二氏が学術担当、猪口雄二氏が政策担当。10人の常任理事の担当も決定。直面する重要課題である新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応は、常任理事の釜萢敏氏が引き続き担う。 中医協には日医として前執行部時代から3人の委員を出しており、猪口氏は病院団体枠での委員。いずれも続投で、日医から4人の委員を出すことになる。診療側の中医協委員は7人で、医師枠は5人。 控除対象外消費税問題に関しては、担当の副会長などは置かず、「全員で取り組んでいく」と説明。「現在の消費税率10%における診療報酬の補填による精緻化について、検証、修正していくことが必要。将来的に...