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持続化給付金「申請」13.7%、「対象になるか不明」23.7% ◆Vol.5

医師調査 2020年7月12日 (日)  小川洋輔(m3.com編集部)

中小事業者を支援する「持続化給付金」制度は、2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で事業収入が半減した月がある場合に、政府から最大200万円が助成される仕組みだ。中小規模の医療機関も対象となるため、6月の調査時点で開業医の13.7%が給付金を申請していた。ただ、「給付対象となるが申請しない」「対象になるのか分からない」との回答も多く、煩雑な事務手続きなどに対する不満の声が上がった。 Q(開業医)持続化給付金は申請しましたか。(n=439) Q(申請した場合)6月20日時点で持続化給付金は支給されましたか。(n=60) 事業収入が半減などの要件があるため、56.5%は対象外と回答。「対象になるのか分からない」も23.7%に上った。 申請した開業医のうち、6月20日までに実際に給付金を受け取ったのは26.7%にとどまった。 Q(開業医)持続化給付金について近い考えを選んでください。※複数回答可(n=439) 半数以上の開業医が「対象外」と答えた持続化給付金。制度に関する評価を尋ねると、「支給要件が厳しすぎる」という回答が51.3%に上った。事務手続きや金額に...