救急クリニックのPCR検査、陰性97%も徐々に拡大の兆し?
オピニオン
2020年7月12日 (日)
木川英(川越救急クリニック副院長)
6月も終わり7月になりましたが、異常とも普通とも言えない1カ月だった気がします。そのような中、毎年のように言われる「100年に一度」の豪雨。甚大な被害に遭われた九州地方の先生方の気苦労を思うといたたまれなくなりますし、さらに新型コロナウイルス問題もありますので、一筋縄でも二筋縄でもいかない日々とは察しますが、一日でも早い復興をお祈り申し上げます。 九州豪雨、死者計56人に 今後は東北まで広範囲で大雨 避難所生活を余儀なくされる方々が多くいるとは思いますが、体育館や公民館などの避難所も密にならないように人数制限せざるを得ないようです。このことは、今後どの地域でも起こり得ることですので、当埼玉県川越市の避難所マニュアルはどうなっているかというと、「密にならないようにしましょう。手洗い、換気などしましょう。マスクや消毒液を持参しましょう」など漠然としておりました。断水や停電も想定している具体的な動きではなかったです。行き当たりばったりな感じがしますので、やはり自分たちで自分たちを守るしかないのでしょうか。 そういう意味で、当救急クリニックでもできる範囲で「withコロナ時代」の災害対策を考え...
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