「我慢の4連休」、中川日医会長が「感染激増」懸念し要請

日本医師会会長の中川俊男氏は、7月22日の定例記者会見で、23日から26日までの4連休を控え、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の急増が激増につながらないよう、「我慢の4連休」として、県境を越えた移動や不要不急の外出を避けるよう、国民に呼びかけた。 日医会長の中川俊男氏 さらにCOVID-19に対する、PCR 検査の拡大、地域の実情に応じた新型コロナウイルス感染症対策、「安心マーク」、医療機関に対する支援、感染予防の啓発――という5項目の日医の取り組みについても紹介。 中川会長は、「安心マーク」について、院内掲示に留まらず、医療法に定める広告規制の対象外として、院外にも掲示できるよう、厚生労働省と現在交渉していることも明かした。同マークは、感染を恐れた受診控えを防止するため、チェックリストを自己点検し、感染対策を実施した医療機関に対して日医が交付する。日医の会員か否かを問わない。「かかりつけ医は皆さんとともにある。一生懸命に感染対策に取り組んでいることを理解してもらいたい」とマークの趣旨を説明した。 日医常任理事の城守国斗氏によると、チェックリストは、発熱患者の動線を分けてい...