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マッチングに不利益「柔軟な対応」示して-医学生座談会◆Vol.4

スペシャル企画 2020年8月23日 (日)  司会・まとめ:岩崎雅子(m3.com編集部)

司会:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が続く状況にあって、医学生が置かれている状況を受け、何か国や行政に訴えたいことはありますか。 Aさん(首都圏:4年生):CBTやOSCEに関しては感染が起きないように、ある程度の指針・方針を機構から出してもらえると大学側も試験がやりやすいと思うのでお願いしたいです。また、病院見学やマッチングについて不利益がないように大学でそれぞれ柔軟な対応をしてほしいですね。 Bさん(近畿:4年生):COVID-19に関してはAさんと同じです。またCOVID-19とは関係ないですが、私の大学はかなり学費が高いので、引き下げをしてほしいなと思います。 Cさん(九州:6年生):「やはり県外への移動制限がかかっているために今しか受けられないマッチング(のテストを受け)に行くことができず、不利益がある学生がいるんです」と言いたいです。移動制限をかけている大学側の言い分としては「臨床実習をやっているから文句は付けられないだろう」だと思いますが、実習が理由で県外に行かれないのであれば、実習を9月や10月にずらすなど対応はあるはずです。文部科学省は「弾力的に対...