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「withコロナ」社会像議論へ、未来投資会議に尾身氏ら8人追加

レポート 2020年7月29日 (水)  小川洋輔(m3.com編集部)

西村康稔経済再生担当相は7月28日の記者会見で、政府の未来投資会議に、新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長を務める尾身茂・地域医療機能推進機構理事長ら8人の民間議員を追加すると発表した。未来投資会議はこれまで経済界を中心に成長戦略などについて議論を重ねてきたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を前提とした新たな社会像を議論するため、医療界から尾身氏を含む4人が加わる。今週中に拡大後初めての会議を開く方向だ。 医療界から加わるのは尾身氏のほか、国立感染症研究所所長の脇田隆字氏、川崎市健康安全研究所長の岡部信彦氏、東京慈恵会医科大学教授の大木隆生氏。尾身氏、脇田氏、岡部氏は分科会の構成員を務めるなど、感染拡大当初から政府のCOVID-19対策に携わってきた。大木氏は血管外科が専門だが、同大学病院では院長特別補佐としてCOVID-19対策に当たっており、「感染症とは異なる分野の医療の専門家として参加する」(西村氏)という。 医療以外の分野からは、サントリーホールディングス代表取締役社長の新浪剛史氏、連合会長の神津里季生氏、国際政治学者の三浦瑠麗氏、クラウドファンディ...