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若手外科医の苦悩、渇望―今、何を解決すべきか―【第120回日本外科学会学術集会】

レポート 2020年8月6日 (木)  m3.com編集部

第120回企画 [120AS-11] 第120回企画(11) 外科医として生きる(6):若手外科医の苦悩,渇望―今,何を解決すべきか― 2020-08-15 10:05 - 12:05 第2会場 [司会] 倉島 庸(北海道大学消化器外科II) [司会] 野間 和広(岡山大学消化器外科) 司会の倉島 庸先生からのメッセージ (アプリの方はこちらからご覧ください ) ※下記は、抄録から転載しています。 ■新世代の外科医の苦悩と挑戦 [演者] 西脇 紀之:1 [共同演者] 野間 和広:1, 赤井 正明:1, 小林 照貴:1, 鳴坂 徹:1, 河本 慧:1, 大原 利章:1, 田澤 大:1, 藤原 俊義:1 1:岡山大学消化器外科 臨床研修制度と内視鏡手術の普及は若手外科医に大きなチャンスを与えた。臨床研修制度により、若手医師は医局の垣根を越えて教育を受けることが可能となり、内視鏡手術は微細解剖の理解を深め、エキスパート技術の共有を可能とした。その弊害も生じている。臨床研修医制度により外科医としての成熟や留学の機会は確実に遅くなり、内視鏡手術の要求される技術はより高度になり、多くの医師が認定医...