m3.com トップ>医療維新>オピニオン|弁護士が解説...>子宮頸がんワクチン報道名誉毀損訴訟、勝者は誰?
2020年8月9日 大西達夫・MLIP(エムリップ)経営法律事務所弁護士
【質問】m3.com「医療維新」でも度々取り上げていた子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)に関する「ねつ造」報道をめぐる名誉毀損訴訟ですが、勝訴した当事者の上訴が門前払いされるという珍しい経過をたどって終了したそうですね。法律的には何が問題となったのでしょうか。医療分野の専門家による対社会的情報発信が盛んですが、気を付けるべき名誉毀損に関する法的知識を教えてください。【解説】Q.1本件訴訟の事案の概要を教えてください。A.1月刊誌「Wedge」およびウェブマガジン「WEDGEInfinity」(...
医療機関への患者紹介と紹介料の受領の適法性について 2021/2/7
重度認知症の末期がん患者、終末期の意思をどう確認すべきか 2021/1/17
最高裁による初めての「医行為」解釈と該当性基準の定立 2020/12/6
生殖補助医療技術等を巡る規制枠組みについて 2020/11/8
死亡医療事故における損害賠償金額、どう算定するか 2020/10/4
医療の現場に刑事が踏み込むとき 2020/9/12
子宮頸がんワクチン報道名誉毀損訴訟、勝者は誰? 2020/8/9
薬剤師の調剤行為に関するトラブルと対策 2020/7/5
「異状死体の届出義務」、診療中の患者死亡にも生じるか? 2020/6/7
外国人診療、法律ではどうなる? 2020/4/5
「分院の院長」、医療法人の理事になる必要性は?責任は? 2020/3/8
再生医療法違反で医師が逮捕 2020/1/16
解雇した職員から解雇無効の訴えがあったとき 2020/1/5
乳腺外科医事件の経緯と教訓、刑事弁護人の立場から 2019/12/1
再生医療・臨床研究と倫理審査委員会の法的責任 2019/11/2
彫り師のタトゥー、医師法違反に当たるか? 2019/10/6
患者の口コミ、Webでの掲載は広告に当たるか? 2019/9/15
応召義務とは何か、どんな時に診療拒否ができるのか? 2019/9/1